“たぶん”の使いわけ

『明日遊べる?』

A『うん!たぶん行けると思う!!』
B『うん・・・たぶん・・・行けると思う・・・。』

上の2つは同じ言葉ですが、AとBだと相手が受ける感じ方は異なると思います。
Aは行ける。Bは行けないのかも。
そんな風に感じませんか?!

日本人は話し方や顔の表情で相手の気持ちを読み取ることが得意です。
空気が読めないという言葉がありますが、日本人の独特の感性だと思います。
外国で同じような感覚で接するのは要注意かもしれません。

私の住んでいたドイツでは、言い方や顔の表情から自分の想いを理解してもらうということはなく、発した言葉にきちんと責任を持たなければいけませんでした。
だからこそ、伝えたい内容によってそれぞれの単語で使い分けます。
“maybe”“probably”“perhaps”“possibly”
どれも“たぶん”という意味ですが、

probably 80-90%
maybe 50%
perhaps 30-40%
possibly 10-30%

このように確信度が変わります。
日本では一般的に“多分”を“maybe”で表現することが多いですが、違ったニュアンスで取られてしまうこともあるので気をつけたいところですね♪
何気なく使っている言葉も日本語と英語では意味が異なる可能性があります。
言葉の違いを理解するということは、相手の文化を知ることに繋がります。
異文化コミュニケーションとはこういうことなのかもしれませんね!